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「かぜ」とインフルエンザ


2018-01-22
テーマ: お知らせ

先週あたりからインフルエンザが増え始め、今日になって朝からインフルエンザ疑いの人が多くなってきました。

インフルエンザ注意報発令中です。

今年の特徴は例年ならばインフルエンザA型(1月下旬から2月上旬)が流行ってから、B型(2月中旬から下旬)が流行るのに、もうすでにB型も流行しはじめているのことです。

要するにA型もB型も両方とも注意しなくてはいけないということです。ということは、連続でかかってしまう場合や家族でももしかしたら違う型のインフルエンザかもしれない場合があります。

現在の傾向として、幼稚園・保育園・小学校低学年はB型が小学校高学年・中学生・高校生でA型が多く、大人はA型もB型も混ざっている状態です。今後はこの状態が入り乱れていく可能性がありますので十分注意が必要となります。

 

そこで「かぜ」とインフルエンザの違いについて考えてみましょう。

インフルエンザと「かぜ」の症状の違いは?

「かぜとちがって急に高い熱が出て、頭痛筋肉痛ふしぶしに痛みが出てくるのがインフルエンザ」   大正解!!

では、ちょっと意地悪な質問をしてみましょう。

「高い熱がなくて、頭痛や関節痛あまりなかったら、インフルエンザではない」  これは残念ですが不正解

インフルエンザの検査が簡単に出来るようになって、体温が37℃台の微熱や36℃台の平熱と思われる症状であっても

調べてみるとインフルエンザだったということは多くみられます。

もちろん、「かぜ」に比べると頭痛や関節痛の全身症状が強く出ることが多いですが、高熱が必ず出るとは限らないのです。

また、インフルエンザでも前の日の夜は高い熱だったけど朝起きたらちょっと熱が下がったというように一時的に熱が下がることもよく見られます。

 

インフルエンザと「かぜ」の見分け方は?

残念ながら、微熱でもインフルエンザの可能性があるとなると症状で見分けることは難しいと言わざる負えないのです。

ということは検査をしてみないと分からないということです。

ですので

①インフルエンザが流行している時期

②家族や友達など、身近の人にインフルエンザの人がいる場合

                 には 微熱であってもしんどければ 病院に行って検査をしましょう!

 

では、もう一つの質問です。

「かぜ」とはなんでしょう?

医学書には かぜ症候群 という病名があります。「ウイルス性上気道炎」のことであると書いてます。

簡単に言うと  ウイルス性=抗生物質の効かない、上気道炎=鼻からノドの炎症、 となります。

でも、皆さんは本当にこのかぜ症候群ことを「かぜ」と呼んでいるのでしょうか?「鼻かぜ」、「お腹のかぜ」、「かぜ気味」など「かぜ」にもいろいろな言い方があると思います。

結局、一般に使われている「かぜ」というのは「いろんな病気をあつめたもののことをいい、今は検査するほどひどくないので、良くなっていくか経過を見てみる病気」のことを言っているのではないでしょうか。「1~2週間ぐらいで薬を使わなくても治る病気の集まり」とも言えますね。

ということはインフルエンザも薬を使わなくても自分の免疫力で治せる病気でもあるのですから、微熱インフルエンザは「かぜ」の中に含まれていることがありますよね。

感染症 (2)

 

でもやはりインフルエンザは「かぜ」とは違いがあります

①重症化する場合がある

「かぜ」とは違って、重症化することがあります。

脳症や肺炎などに気をつけなければなりません。

免疫力の弱い乳幼児や高齢者、気管支ぜんそくなどの持病を持っている人は気をつけないといけません。

②感染力が強い

一気に感染が広まる可能性があるのがインフルエンザです。学校や幼稚園の学級閉鎖など社会生活に支障が出る可能性があります。

③インフルエンザ専用の薬がある

「かぜ」と違って、専用の治療薬があります。しかし、この薬はインフルエンザウイルスを退治する(治す)のではないのです。インフルエンザが増えるのをおさえる薬なのです。ですから、増えきってしまう前の48時間以内に使わないと効果的ではなくなってしまいます。(使わないから治らないということではありません)

抗インフルエンザ薬でインフルエンザの増殖を抑えて、今いるインフルエンザウイルスは自分の免疫力で退治することで治すのです。

ということは早く治るためには 「自分の免疫力(抵抗力) + 抗インフルエンザ薬」 両方がそろうことが大切になります。どちらか一つでも弱いと治るのに時間がかかってしまうことになります。(重症化しなければ、時間をかければ自分の免疫力だけでもほとんど治ってしまうとも言えます)

 

やはり、インフルエンザの可能性があれば、検査をしてちょっとでも早く治療した方がよいことになります。

当院では発症早期(発症12時間以内)でもインフルエンザウイルスを検出しやすい「インフルエンザ高感度検出装置」を採用しております。

昨年の実績ですが、この検査機を使用することで12時間以内のインフルエンザ疑いの人で45%、発症3時間以内でも38%の人に陽性が出ました。このことから「半日待たないと検査は出ない」は正しくないことがわかります。

「インフルエンザは早く治療を始めた方が早く治りやすい」ので、やはり検査も早くやった方がいいでしょう。

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「インフルエンザかな?」と思ったら、早めに受診を

 

 

 

そろそろインフルエンザが・・・


2018-01-16
テーマ: お知らせ

1月に入って少しずつではありますが、インフルエンザの患者さんがみられてきました。

1月5日から1月15日までの診察でA型インフルエンザが7人、B型インフルエンザが8人です。

一日に2人程度ですのでまだまだ流行といった状況ではありませんでしたが、今日になってA型インフルエンザが2人、B型インフルエンザが5人と多くなってきました。

まだまだ数も少ないく多い年齢があるわけではないので、学校や幼稚園・保育園での感染よりも家族間での感染が多いことを考えます。今後、学校などでの感染が多くなることが予想され、流行につながっていくことを想定いたします。

 

手洗い・マスクによる予防をいたしましょう。また部屋の加湿もインフルエンザウイルス対策として有効です。

残念ながら、インフルエンザウイルスが20~30分で粘膜内に侵入するためにインフルエンザ予防にうがいは効果的ではありませんが、「かぜ」予防には有効ですので行いましょう。

 

時間が早いと検査では陽性に出ないの?

「発熱してからあまり時間がたっていないから出ないかも・・・」といことで遅めに来られたり、検査をしなかったりということが見受けられます。

はたして本当にそうでしょうか?

昨年当院で、念のため・・・などの理由も含めてインフルエンザを疑った人の中で12時間以内で検査した人はどれぐらい陽性になったかを調べてみました。

実は45%の人が検査で陽性、すなわちインフルエンザだったのです。

発熱後3時間以内で検査した人でも陽性率は38%でした。また、12時間以内の検査で陰性でしたが、熱が続くために再検査した人の中で陽性だったのは2人でした。

「発熱してから」というのは、実際には「発熱に気づいてから」という意味でもあることも影響しているのでしょう。

「12時間以上経過しないと検査はでない」というのは誤解なのです。もちろん最も陽性になりやすいのは発症後24~48時間ではありますが、12時間以内は出ないのではなくて少し出にくいという意味になります。

インフルエンザ高感度検出装置

当院ではさらに発症12時間以内の検出率を向上するために、発症早期からでもインフルエンザウイルスを検出可能な高感度インフルエンザ検出装置で検査を実施しております。

 

加えて

インフルエンザの薬はウイルスを退治する薬ではなくて、増えるのを抑える効果ですので出来るだけ早く使った方が効果的です。

(増えきってからでは効果が期待できないのです。ですから増えきる前である発症48時間以内にしか投与しません)

そのことからも、検査を「待たずに早く目に」行った方がいいでしょう

 

早くインフルエンザを見つけて、早く治療しましょう!

 

花粉症のレーザー治療


2018-01-12
テーマ: お知らせ

花粉症の治療にはどのようなものがあるかご存知ですか?

大きく分けて 「次の3種類の治療」 があります

 

①薬による治療 ⇒ お薬で症状を抑える治療法

②レーザー治療 ⇒ アレルギー性鼻炎・花粉症レーザー手術

③アレルゲン免疫療法(皮下免疫療法、舌下免疫療法)  ⇒  アレルゲン免疫療法(皮下・舌下免疫療法)

 

しかし、これら治療は始める時期が異なっているのです

③のアレルゲン免疫療法は遅くても前年(2017年)の12月までに開始して、ようやく翌年(2018年)の花粉症に効果が期待できるものなのです。ということは今から始めても残念ながら今年の花粉症には間に合わないといことになります。

しかし、この治療の効果は継続することによって高まっていくものなので今年の花粉症が終わってから是非とも検討してみてください。うまくいけば完治することもできる治療のなのです。

レーザー治療をする時期は

ではレーザー治療はいつすればいいのでしょうか?

レーザー治療を行った直後はレーザーによる炎症の症状が出ます。個人差はありますが、特に最初の1週間は鼻づまりや鼻水などの花粉症のような症状が出ることがあります。ひどければ薬を飲んだりしますが、強い痛みが出ることはありませんので痛み止めが必要になることはまずありません。その後、粘膜は徐々に改善して3~4週間で落ち着きます。そのころよりレーザーの治療効果が期待できるようになります。

ということは花粉が飛び出す3~4週間前に行うのが一番よいのです。

         レーザー治療の効果出るまでの経過は

 

花粉が飛び出す3~4週間前とはいつでしょう?

現在の予想ではスギ花粉の飛散開始日は例年通りの2月20日ごろになってます。もちろん自然の話ですので予想通りにはいかないかもしれませんが、1月下旬から遅くても2月上旬にレーザー治療をするのはおススメとなります。

花粉飛散開始日というのは花粉が初めて飛ぶ日ではなく、1平方cm視野に1個以上の花粉が2日以上観測された場合の初めの日のことです。本格的に花粉が飛び始める日のことになります。ですので敏感な人は飛散開始日より前に花粉症の症状が出てもおかしくはないのです。毎年1月から症状が出始める人、またはもう症状が出ている人は出来るだけ早くレーザー治療をしましょう。

ちなみに花粉が初めて飛ぶ日は初観測日といいます。

 

もちろん、花粉症だけでなくダニアレルギーなどのアレルギー性鼻炎にもレーザー治療は効果的です。

どのタイミングでどのような治療を計画的に行うかを判断するために治療前にアレルギー検査を行いましょう。

アレルギー検査について♬

 

レーザー治療のコストは

レーザー治療は自費診療ではなく、保険診療の適応になります。3割負担の方ですと、術後の投薬の有無によりますが10000円前後の負担となります。

鼻の処置が苦手でなければ何歳からでも可能ですが、平均的に小学校高学年ぐらいから適応になることが多いです。

どんな人がレーザー治療に向いているのでしょう?

①今まで薬が効果的ではなかった人

②眠気など、薬の副作用が気になる人

③妊娠中や授乳中のため、薬を飲みたくない人

 

レーザー治療は薬では効果が出にくい鼻づまりに対して効果的な治療です。また、花粉症の薬は眠たくなることがよくありますが、その心配もありません。もし、薬を併用する場合でも今まで効かなかった薬の併用で効果が来た出来るのです。

鼻の中の麻酔のみで出来る治療ですので、妊娠中(もちろん授乳中も)でも心配なくできます。

その他にあまり病院に通院することが難しい方にも向いているかもしれません。

 

レーザー治療以外の治療も含めての花粉症治療のフローチャートを参考してみて下さい。

 

当院でのレーザー治療は予約制ではありませんので、治療方針を相談の上、その日のうちにレーザー治療はすることが可能です。お気軽にご相談ください。

現在、院内においてあります「わしお通信 No.25」はレーザー治療についてになりますのでご自由にお持ち帰りください

わしお通信No.25   ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

        わしお通信トップページ

新年、明けましておめでとうございます


2018-01-05
テーマ: お知らせ

明けましておめでとうございます

昨年末はインフルエンザワクチンの不足に伴い、皆様にはご迷惑をお掛けいたしました。

「すこしでも多くの患者様に良い医療を提供すること」を目標にしておりましたが難しくなってしまいました。

現在はどなたでも接種可能な十分な量のワクチンを確保しております。

インフルエンザは毎年、1月下旬から2月にピークを迎えることが想定されています。

まだ接種されていない方・1回しか接種してない13歳未満の方は出来るだけ早めに接種をお願いいたします。

 

2018年もさらに「すこしでも多くの皆様に喜んで愛されるクリニック」を目指して、いろいろなことにチャレンジしていきます。

ご要望などがあれば、遠慮なくスタッフにお申し付けください。

今年も わしお耳鼻咽喉科 をよろしくお願いいたします

1月以降のインフルエンザワクチン接種についてのお知らせ


2017-12-25
テーマ: お知らせ

12月28日で、診察時間外でのインフルエンザワクチン接種の予約受付を終了致します。
1月以降は、診察時間内での接種のみとなります。
ワクチンの接種を希望される方は、web予約画面から予防接種を選択していただくか、来院時に受付にお申し付けください。
インフルエンザワクチンは、皆様に接種していただける十分な量を確保しております。

なお、12月29日(金)~1月4日(木)まで年末年始のため休診とさせていただきます。
年内の診察は12月28日(木)まで、年始は1月5日(金)より、通常通り診察致します。
来年も地域の皆様に愛されるクリニックを目指して頑張って参ります。

わしお耳鼻咽喉科 TEL: 0798-56-8733 兵庫県西宮市瓦林町20-13
【診察】午前8:45~12:00 午後15:45~19:00【休診日】水曜と土曜の午後 日曜・祝日