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インフルエンザの対策を!予防接種のお知らせ

2018-10-04
テーマ:お知らせ

最近すっかり涼しくなってきましたね。

皆様いかがお過ごしでしょうか。

 

今年も早いもので年末にかけてインフルエンザが流行し始める季節となりました。

当院では例年通り10月15日(月)よりインフルエンザワクチンの接種を開始致します。

診療時間内に接種される場合は事前予約は必要ございませんので、来院される当日に通常のWEB順番予約にて受付けをして頂ければ結構です。

10/15からはWEB順番予約で、「一般診療」「インフルエンザ予防接種」「一般診療+予防接種」を選択可能になります。

 

また、通常の診療時間帯の他に、月・火・木・金の15:30〜15:45には『予防接種のみ(診療なし)』の枠も設けます。

こちらはお電話もしくはご来院時に事前予約が可能ですので、お問合せ下さい。

 

接種費用など、詳細につきまして下記の通りです。

もちろん予防接種はひとつの安心につながりますが、日頃の手洗い・うがいの励行でしっかり予防していきましょう。

 

昨シーズンのインフルエンザについての記事はこちら👇

https://washio-jibika.com/blog/そろそろインフルエンザが・・・/

 

秋はダニ(ハウスダスト)アレルギーにご注意を \(◎o◎)/

2018-09-19
テーマ:お知らせ

少しずつ朝・夜が過ごし安くなり、秋の足音が聞こえ始めて来ましたね。

季節の移り変わりが感じられてきました。そろそろ運動会の練習なども本格的になってきたことと思います。

突然ですが、涼しくなって「朝起きると水鼻やくしゃみ」が出たり、「夜から朝にかけて咳」が出たりしませんか?

それはもしかしたら「かぜ」ではなく、「ダニアレルギー」かもしれません。

 

季節の変わり目(秋)の咳に注意を

咳が良く出る代表に気管支喘息があります。次の表はどんな時に喘息が出易いかをアンケートしたものです。

喘息を引き起こす誘因として感冒、ほこり、天候などが多く認められます。

でも、喘息と言われたことがないから大丈夫と思っている人も多いのではないでしょうか?

近年では咳喘息という考えが定着してきてます。咳喘息というのは喘息の検査ではあまり異常を認められなく、ヒューヒューとかゼーゼーなどの喘息特有の喘鳴も認めないけど喘息が考えられる病気のことを言います。

簡単に言うと喘息の一歩手前、もしくは喘息の一番軽い状態が咳喘息ということになります。現在では30%ぐらいが本格的な喘息に移行すると言われてます。

基本的に大人は喘息になると完全に治ることがが難しいです。ということは早期診断・早期治療が大切になってきます。

季節の変わり目に咳がよく出るのなら、もしかしたら、「風邪」という言葉の中に「アレルギー・喘息」を含まれているかもしれませんね。

また、小児喘息のタイプの中で最も多いのがアトピー型というタイプです。アトピーとはアレルギーを意味する言葉になります。要するにアレルギーが関連しているタイプの喘息です。

そのなかでヒョウヒダニの影響が最も多いと言われています。

ですので、今までで喘息と言われたことのない人でも秋によく出る咳はアレルギー・喘息に注意が必要になります。

ダニアレルギーを今までに言われた人、疑わしい人はさらに注意が必要です。

 

では、どうして秋になると起こりやすくなるのでしょうか?

気温が低くなり、乾燥し始めると風邪の原因ウイルスであるライノウイルスやRSウイルスによる感染症が多くなります。

また、マイコプラズマ感染症なども注意が必要になります。マイコプラズマ感染症も風邪と呼ばれていることがあります。

これらは喘息に影響を及ぼすと言われる微生物として有名です。喘息などのアレルギーの状態は元々、気管の粘膜が過敏な状態にあります。

その過敏な粘膜に感染を起こすと、さらに粘膜が傷ついてしまうことによって咳が続きやすくなります。ひどくなると喘息の発作ということになるのです。

もしかしたら、「風邪で咳が続いているのです」というのはアレルギーの影響があるからかもしれません。

 

ほこり(ハウスダスト)はカビや昆虫、ペットなどを含めた家の中のゴミになりますが、

その中でアレルギーの原因にもっともなるのがヒョウヒダニになります。実はヒョウヒダニが一番多くなるのがこの時期です。

どうして秋に多くなるのかは後に説明をしますので、続きをお読みください。

 

さらに秋になると朝晩が低くなり気温差も大きくなり、台風などの気圧の影響も多くなります。

これらの気象条件も咳が出やすくなる一つと言われています。

 

このような時期に運動会の連勝などの運動による影響がさらに加わることによって一年の中でもっとも咳が出やすい時期が始まるのです。

 

「いつも季節の変わり目になると風邪を引くのです」、「秋になると咳が出やすいのです」

それはもしかしたらダニアレルギーによるものかもしれません。

もちろん、風邪を引かない強い体を作ることは大切なのは言うまでもなありません。

 

ダニアレルギーの原因は主にヒョウヒダニ

ダニアレルギーの原因になるダニは主にヒョウヒダニといわれる種類になります。

ヤケヒョウヒダニとコナヒョウヒダニの2種類でどちらもマダニなどとは違って咬むことはありません。

ですので、屋外のダニ対策とは違って、屋内のダニ(ハウスダスト)対策が必要となります。

また、貯蔵ダニと言われるコナダニとは関連があります。

貯蔵ダニ(コナダニ)はキッチンを好んでおり、特に使いかけのお好み焼き粉やパンケーキミックスにいることがあります。

ダニアレルギーの人はそれらと一緒にコナダニを食べてしまうことによってアレルギー症状が出ることがあります。

ただし、しっかりと蓋をして冷蔵庫で保管すれば貯蔵ダニが繁殖することはありません。保存状態に気をつければ大丈夫です。

今回はヒョウヒダニのことをダニとして書いてありますので、そのつもりでお読みください。

 

「ダニは一年中」じゃあないの?

ではどうしてダニアレルギーが秋に関係があるのでしょうか?

ダニ(ハウスダスト)は確かに1年中ありますが、実は一番多くなる時期が秋なのです。

花粉症でも花粉の多い日には症状があるけれど少ない日にはあまり症状がない方も多くいると思います。

ダニはそれが1年で考えるので、秋から冬には症状が出てくるのですが、春から夏にはあまりひどくない事があります。

そのため「ダニアレルギーを秋の花粉症と勘違いする」ことがよくあるのです。

もちろん、秋の花粉症のこともありますし、ダニアレルギーと秋の花粉症を両方の場合もあります。

ではどうしてダニが秋に多くなるのでしょうか?

ヒョウヒダニが繁殖するのに室温20~30℃、湿度60~80%ぐらいが最適とされています。人の過ごしやすい時期と同じですね。

ということは、エアコンの効いた日本の5~8月はダニにとって最も多くなりやすい時期と言えるのです。

えっ、だったらダニが一番多くなるのは夏でしょう???

実はアレルギーの原因になるのはダニはダニでも死骸やフン【死ダニ】です。空中に舞ったダニの死骸やフン【死ダニ】を吸い込むことによって鼻炎症状や咳などが出てきます。空中に舞いにくい生きたダニ【生ダニ】はアレルギーは起こしにくいのです。

ということは死ダニが一番多くなるのはいつでしょうか?生ダニが多くなる5~8月の後、といことですね。

要するに秋が死ダニが一番多くなる時期なのです。

 

ではダニアレルギーと秋の花粉症との違いは?

一番に違いは大きさです。

生ダニ 200~500μm、ダニの糞 10~40μm、死ダニのかけら 1~2μm、

スギ花粉 30~40μm、黄砂 4μm、pm2.5 1.2~2.5μm  ぐらいの大きさと言われています。

花粉より死ダニのフンや死骸の方が小さいのです。小さいものの方が奥の方まで入りやすいと言われてます。

ですので、咳の原因になりやすいのは花粉よりダニであり、秋の咳はダニアレルギーの可能性を考えなくてはいけません。

ダニアレルギーは鼻炎と気管支ぜんそく、アトピー性皮膚炎のアレルゲン(アレルギーの原因)としてもよく知られてます。

ということは秋に起こるくしゃみ・鼻水・鼻づまりや咳は「かぜではなないかも」と思うことが鼻炎やぜんそくの早期発見につながることになるのです。

 

ダニアレルギーの診断は?

まずは症状からダニアレルギーを疑うことから始まります。その次に検査を考えましょう。

ダニアレルギーの診断に使われる第一は血液検査です。ヤケヒョウヒダニもしくはコナヒョウヒダニを調べましょう。

ただし、残念ながら血液検査は100%であるわけではありませんので、必ず陽性になるとは限りません。

血液検査で陰性になってもダニアレルギーが疑われる場合はダニのエキスによる皮膚の反応を見る皮膚テスト(プリックテストや皮内テスト)といわれる検査をすることもあります。

一般的は皮膚テストの方が血液検査より陽性になりやすいと考えられてます。

ダニアレルギーを疑う症状があり、アレルギー検査が陽性であれば、ダニアレルギーという診断になります。

 

ダニアレルギーの治療は?

すべてのアレルギーに共通の治療は抗原の回避です。ですので、まずはダニの回避、すなわち掃除になります。

自宅で最もダニの多くいるのは寝室で、中でも布団や枕などの寝具の中にたくさんいるといわれています。

ただし、ダニは動物や食物とは違って完全に回避することは不可能です。

「完全に無くすことではなく、減らし続けること」を目標にしましょう。

無くすことが出来ないので、以下の治療が必要になる場合があります。

①投薬治療

症状によって、内服薬、吸入薬、軟膏、点鼻薬、点眼薬などなどを使用します。

②レーザー治療

鼻炎に対してのみの治療です。

内服薬などが効果がない場合、妊娠中で薬が使えない場合、薬で眠たくなる場合などに効果的な治療となります。

③アレルゲン免疫療法

鼻炎や気管支ぜんそくに対しての唯一の根治を目的とした治療になります。

現在、5歳から皮下免疫療法と舌下免疫療法の2種類が保険適応になりました。いずれの方法も保険適応になります。

 

当院ではすべての治療を行っております。

一つの治療を選ぶのではなく、それぞれの治療を相談しながら組み合わせていくオーダーメイドのような治療をしております。

次の治療早見表を参考にしてみてください

アレルギーマーチ手帳ができました!

2018-08-08
テーマ:お知らせ

こんにちは。

暑い日が続きますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

夏バテや熱中症にならないように、こまめに水分補給をして休憩をするようにしてくださいね。

 

さて、今日は新しいパンフレットが完成したのでお知らせします。

『アレルギーマーチてちょう』です!

 

そもそも「アレルギーマーチ」とは?皆さん聞いたことがあるでしょうか?

「アレルギーマーチ」とは、アレルギーの行進という意味で、アレルギー素因のあるこどもが乳幼児期にまずアトピー性皮膚炎や食物アレルギーを起こし、

年齢と共に気管支喘息やアレルギー性鼻炎になるなど、次から次へとアレルギーが症状を変えて進展していく様子を行進に例えてこう呼んだものです。

 

このような話を聞くと、

「うちの子はアトピー性皮膚炎があるけれど、将来気管支ぜんそくやアレルギー性結膜炎になってしまうの?」

と、不安になった方もいるのではないでしょうか。

ともちろん、アレルギー疾患を持つ方全員が必ず順番に上記のような症状が出てくわけではありません。

あくまでも【将来なる可能性がある】という話です。

将来なる可能性があると分かっているならば、「もしかして?」と思えることで医療機関へ早期受診・治療につながるかもしれません。そうすれば、症状も

軽く済み日常生活において上手くコントロールできるかもしれません。

その「もしかして?」のためにこの手帳のチェックリストを活用していただけたらいいなと思って今回の作成に至りました。

 

将来なる可能性がある症状・病気の知識を予め知っておくことは大きな武器になります。

例えば、自分にアレルギー性鼻炎がある場合、「将来生まれてくる赤ちゃんは、アトピー性皮膚炎になるかもしれない。」と予測できることで、病気の知識

を予め知ったり、こころの準備にもつながるかもしれません。病院に連れて行けば最終的な診断は医師がしますが、病院に来るまでは本人や家族の判断に

ります。少しでもこの手帳から、アレルギーの関連性を考えるきっかけになれば幸いです。

 

 

近年では、アレルギーの原因物質感作が皮膚から感作されることが多いと考えられ、スキンケアが重要視されています。

当院では『からだの洗い方と軟膏の塗り方』のパンフレットも配布しています。

石鹼の泡立てから、保湿剤の使用量の目安など皮膚の乾燥を防ぐための方法が載っていますので

ぜひ、「アレルギーマーチてちょう」と併せて見てみてください。

当院では、アレルギー専門医として総合的に診察・早期治療ができるように務めております。

少しでも気になること、不安なことがありましたら気軽にご相談ください。

 

スギ花粉症の舌下免疫療法が5歳からになりました!

2018-07-14
テーマ:お知らせ

免疫療法って知っていますか?

免疫療法は現在、アレルギーを治すことが出来る唯一の方法と言われている治療です。

アレルギーの原因となる物質(アレルゲン)を少量ずつ体内に取り込んで、アレルギー反応が起きにくい体にする治療です。

TVなどで食物アレルギーの子どもさんに牛乳を少しずつ飲ませて克服するといったニュースを見たことがありませんか?

これは経口免疫療法と言われる治療法です。

この治療の元になった治療法と言われるのがダニアレルギーやスギ花粉症に対する皮下免疫療法です。

実はこの皮下免疫療法、50年以上前の1963年から日本で行われている治療法なのです。ちなみに世界で一番最初に行われたのは100年以上さかのぼって1911年なのです。

しかし、その後、簡便で即効性のある抗アレルギー薬がたくさんの種類で出てくるようになって来ました。抗アレルギー薬などの利便性中心の治療になってしまいました。その結果、治癒の望める唯一の治療である皮下免疫療法を行っている病院・クリニックがさらに少なくなってしまい、どこでも受けられる治療ではない状況になったのです。

(もちろん、当院では皮下免疫療法を行っています)

そこで多くの病院・クリニックで行えるようにと出来た治療法が舌下免疫療法になります。

 

まず最初に2014年の10月よりスギ花粉症に対する治療薬であるシダトレンが使用可能になりました。

           

シダトレンは液体の薬を液体を舌の裏に滴下して行います。

始めの2週間は増量期で、スプレー式の薬剤になります。その後、垂らすタイプのパック式を継続いします。

ただし12歳以上が対象になる薬剤です。

 

次に、ダニによる通年性アレルギー性鼻炎の治療薬であるアシテア、ミティキュアが2015年11月及び12月に使用可能になりました。こちらも使用開始時では適応年齢が12歳以上でありました。

この錠剤はミティキュアの見本になります。スグに砕けて溶けてしまう錠剤なので舌の裏にずっと残ることはありません。

黄色の3300(JAU)を1週間使用してから、10000(JAU)に増量して継続します。

このダニ舌下免疫療法薬も本年2018年の2月より12歳以上という年齢制限がなくなりました。

理屈上は何歳からでも使用可能になりましたが、WHOの指針から免疫療法の推奨年齢が5歳以上でもあり、当院では5歳以上の方を対象としております。

 

さらに2018年6月29日に年齢制限のないスギ舌下免疫療法薬であるシダキュアが認可されました。

上記の写真のような錠剤型の治療薬です。

ミティキュア(ダニ製剤)と同様に2000(JAU)を1週間使用してから5000(JAU)に増量して、5000(JAU)を継続します。

こちらも5歳以上のスギ花粉症の方が適応になります。

ただし、シダキュアは新薬のため、1年間は2週間までしか処方出来ません。

 

今までは12歳以上の中学生が対象であった舌下免疫療法という選択肢が5歳以上の小学生にも増えました。

選択肢が増えると「どの治療法を選んだらいいのか」が迷いますよね。当院での治療早見表を参考にしてみてください。

当院では皮下免疫療法も舌下免疫療法もどちらも行っております。

それぞれに特長がある治療になります。どちらの治療が良いということはありません。少なくとも3~5年は継続する治療ですので、自分にとって続けやすい治療を相談して決めていきましょう!

アデノウイルスに注意しましょう

2018-07-05
テーマ:お知らせ

最近になって一気に気温が上がり、暑い日が続いていますね。

こういう暑くなってくる時期は熱中症に要注意です。

また夏かぜと言われるプール熱(アデノウイルス感染症)・ヘルパンギーナ・手足口病が流行し始める時期でもあります。

当クリニック周辺の幼稚園でも一部ではありますが、プール熱(アデノウイルス感染症)が流行しているところもあります。

 

アデノウイルス感染症とは?

アデノウイルス感染症とはその名のとおり、アデノウイルスに感染しておこる病気のことです。

実はアデノウイルスには50種類以上の型が報告されてます。

その型によって発熱(高熱のことが多い)、ノドの痛みなどがでる咽頭炎や扁桃炎、眼の充血、目やになどが出る結膜炎、腹痛や下痢・嘔吐などが起こる胃腸炎など様々な症状が現れます。

中でも「プール熱」と言われる咽頭結膜熱はアデノウイルス3型・4型で発症しやすく、アデノウイルス感染症の3大症状である発熱(高熱)、咽頭痛、結膜炎すべてそろったものです。しかし、3大症状すべてそろわないことも多くありますので、それらをまとめてアデノウイルス感染症と呼んでます。また、結膜炎のみの場合は流行性角結膜炎(はやり目)と呼ばれ、アデノウイルス8型の感染で起こりやすいです。

アデノウイルス感染症の種類について説明しています。アデノウイルスには50種類以上の型があります。発熱(高熱)、ノドの痛み、結膜炎の3つがそろえば咽頭結膜熱(プール熱)になります。こればアデノウイルス3型・4型による感染で起こりやすいです。結膜炎のみの場合は流行性角結膜炎いわゆる流行り目と言われ、アデノウイルス8型に多いと言われています。

 

アデノウイルス感染症の経過と治療

アデノウイルス潜伏期

アデノウイルスは感染してから約5~7日の潜伏期間をおいてから発症します。

すぐには発症しません、感染の疑いのある人と接触すれば「1週間」は要注意です。

アデノウイルスは非常に感染力の強いウイルスです。インフルエンザと同じぐらいの感染力とも言われてます。

感染経路はくしゃみなどによる飛沫感染および便などからの糞口感染がほとんどです。

特にタオルは感染源として非常に重要で感染者との共用は絶対にしないでください。プール熱という名前がついているのもプールの中でうつるというだけでなく、脱衣所でもうつりやすいということです。

アデノウイルス発病期

発熱(高熱が続きやすい)・咽頭痛などの症状があれば検査をしましょう。周りにアデノウイルス疑いの人がいるようならなおさらです。

のどの突き当り(咽頭後壁)が真っ赤になっていたり、扁桃(腺)に白い膿がついていたりするようなら注意が必要です。

アデノウイルス簡易検査がありますので、10分ほどで診断が出来ます。(当クリニックでも検査可能です)

インフルエンザの検査と似ていますが、アデノウイルスは鼻からではなくのどの粘膜もしくは眼(結膜)の粘膜から採取しますので小さなお子さんでも簡単に出来ます。

もし、検査で陽性が出れば、残念ながらアデノウイルス感染症ということになります。

遅れて結膜炎が出てきたりもするので、基本的は咽頭結膜熱(プール熱)と同様の扱いになります。

要するに、しばらくは幼稚園・保育園・学校に行けないことになります。学校保健法上は「主要症状が消失した後、2日を経過するまで出席停止とする」となってます。簡単に言うと「熱が下がって2日間は周りのおともだちにうつすかもしれないので我慢してください」ということです。

 

では「どうすれば、幼稚園・保育園・学校に早く行けるようになりますか?」ですが、残念ながらアデノウイルスをやっつける薬はないので、自分の免疫力でウイルスを退治する方法しかありません。

咽頭痛や発熱の多くは5日前後で回復しますので、その間は最大限の免疫力を発揮できるように栄養をつけて、休息をとるようにしてください。全身状態が悪いようであれば、鎮痛解熱剤を使用することもあります。

特に小さなお子さんは発熱による体液の消失と咽頭痛による水分摂取不足のために脱水状態になることを気をつけましょう。

薬局などに売っている経口補水液でしっかりと水分の補給をしてあげてください。

 

また、アデノウイルスは子どもに多い病気ではありますが、大人にもうつる病気です。治療方法は子どもと同様に薬がありませんので自己免疫力で治すことになります。

大人には学校保健法が適応にはなりませんので、厳密なルールでの出勤停止はありません。事業所での判断によることになります。

 

アデノウイルス回復期

熱が下がっても2日間は自宅でゆっくりしましょう。

登園(校)許可書が必要な場合もありますので、幼稚園・保育園などに確認してみてください。当クリニックでも記入していますので必要であれば、お申し出ください。

登園(校)出来るようになっても、しばらくは便中からウイルスが排泄され続けます。

特に、入浴・プールなどでは熱が下がっても2週間前後は感染する可能性がありますので気をつけましょう。

 

アデノウイルス感染症の経過を説明しています。感染後5~7日間の潜伏期を経て高熱、咽頭痛、結膜炎などの症状で発症します。5日前後で症状は改善しますが、症状軽快後2日は保育園・幼稚園・学校は出席停止となります。またその後も2週間前後は糞便中にウイルスが残っている時期ですので感染のリスクが完全に無くなってはいません。

院内に「夏かぜ」のリーフレットも置いております。

プール熱だけではなく、手足口病やヘルパンギーナについても書いておりますリーフレットです。

ご自由にお持ち帰りください!

わしお通信 2016年7月号も参考にしてみてください!

歓送迎会♪

2018-07-04
テーマ:お知らせ

こんにちは(*^^*)

先日、歓送迎会がありました!

スタッフ全員が集まり、楽しい会になりました♪

お料理の写真を撮るのを忘れてしまい、デザートの写真だけですが・・・

これからも親睦を深め、患者様に安心してご来院頂ける院内の雰囲気作りに努めます!

 

大人もかかる溶連菌の症状・検査・治療について

2018-06-22
テーマ:お知らせ

お子さんたちの病気で「溶連菌」という病名をよく耳にすることがありますよね。

一般的には冬と春から初夏にかけて2つのピークがあるといわれていますが、他の時期にも感染しないことはないので1年中気を付ける必要がある病気です。

「溶連菌」ってなんでしょう?

溶連菌は溶血性連鎖球菌の略でα溶血とβ溶血するものがあり、β溶血がさらにA~V群(I・J除く)に分かれます。

しかし、一般的にはA群β溶血性連鎖球菌のことを指します。溶連菌が原因で起こる病気の総称を溶連菌感染症と呼び、そのほとんどの原因菌がA群β溶血性連鎖球菌になります。

 

では溶連菌は「かぜ」ですか?

答えはYESの時とNOの時があります。

どうしてでしょう。それは溶連菌ではなく「かぜ」という言葉の方に理由があります。

「かぜ」を教科書的な病名のかぜ症候群という意味で使えば、ウイルス性の上気道炎ということになり、細菌である溶連菌感染症ではないということになります。

しかし、皆さん(医者もそうかもしれませんが)が使っている「かぜ」という言葉は

のどが痛くて鼻水が出て、咳が出て、熱が出てというように原因・病名というより症状を表して使っていることが多いですね。

このような意味での「かぜ」であれば、溶連菌も「かぜ」の一つに含まれるということになります。

実はこの「かぜ」という意味を整理して使うことが治療に関係してきます。「かぜ」の治療に抗生物質を使うことの賛否を言われるようになってきました。

 

「かぜには抗生物質は効かない」という場合の「かぜ」はどちらの意味でしょう?

この場合、 「かぜ」はウイルス性の病気なので抗生物質は効かない という意味で使われています。

でも「かぜに抗生物質が効いた」という経験や話を聞いたこともあると思います。この場合はどうでしょう?

もし、この「かぜ」という意味が溶連菌も含めての意味であれば抗生物質が効いたのは十分理解できますね。

 

「かぜ」は

①ウイルス性上気道炎(かぜ症候群)

②症状をあらわしている言葉でたくさんの病気の集まり

という2種類の意味をわけて、使ってみると病院での治療や診断がわかりやすくなります。

 

溶連菌の健康保菌者???

それではノドが痛くなった場合の原因としての溶連菌はどれぐらい考えるのでしょう?

扁桃炎のうち溶連菌が原因であるのは大人で10%前後、子どもで15~30%ぐらいといわれています。

ノドが痛くなるのは扁桃炎以外でも咽頭炎、喉頭炎などありますので、もっと低い可能性ということになります。

また、溶連菌の特長として健康保菌者と考えがあります。

健康保菌者とは「溶連菌がいているのに症状が出ていない人」のとこをです。インフルエンザやアデノウイルス感染症の場合には考え方ですね。この健康保菌者は15~30%ぐらいいるとされています。

ですので、溶連菌の検査が陽性になっても、もしかしたら原因は別にあるかもしれない場合があるのです。

 

溶連菌感染症の症状は?

ではどんな症状があれば溶連菌を疑うのでしょうか?

代表的な症状は38度以上の急な発熱、ノドの痛みです。3歳未満ではあまり熱はあがらないと言われています。そして1~2日してから体や手足に発疹が出てきたり(猩紅熱)、舌にブツブツが出てきたり(イチゴ舌)します。腹痛や首のリンパが腫れたりすることもあります。

反対に鼻水や咳はあまり出ないのも溶連菌の特長です。

しかし、子どもの場合は元々、鼻水や咳が出ているときに溶連菌のにかかる時も多くありますので注意が必要です。

また、周りに溶連菌の感染者がいれば、もちろん疑わないといけません。潜伏期は2-4日と言われていますので、感染者と接触してからの日数も参考になります。

以上の症状と周囲の状況で、まずは疑います。次にノドの発赤、特に扁桃に白い膿がついていれば、疑いがさらに強くなりますので迅速検査で診断をしましょう。

 

溶連菌の迅速検査

ご存知の人も多いと思いますが、綿棒でノドの菌をこすり取って行います。当院の検査キットなら約5分で検査結果が出る簡単なものです。

Tの所に赤いラインが出れば陽性です(ちなみにCの青いラインは検査がきちんとできていることを意味します)

 

ここでも注意点が実はあります。それは溶連菌の死骸である死菌でも陽性になることがあるのです。また、先ほどの健康保菌者も陽性になります。ということは検査が陽性になっても原因ではないかもしれないということなのです。

ここで重要になってくるのが、症状とノドなどの所見になってきます。やはり疑わしい症状や所見あって、検査が陽性になれば非常に溶連菌感染症である可能性が高くなります。

反対に熱はあるけど、ノドは痛くなかったりノドが赤くなかったりすれば溶連菌が原因ではないかもしれません。

とはいえ検査で陽性になった場合、溶連菌が原因である可能性は十分に考えなければなりませんので、治療を開始いたします。

 

溶連菌の治療は

溶連菌は細菌であるので、抗生物質がよく効く感染症になります。

ペニシリン系の抗生物質を使うことが多く、セフェム系の抗生物質も有効であるとされています。また、ペニシリンンのアレルギーがある人のはマクロライド系の抗生物質を使用します。

割にどんな抗生物質も効果があるということになります。しかし、耐性菌の出現のことを考えると多くの抗生物質を使うことは良くないとされていますので、当院ではアレルギーなどの問題がなければペニシリンを使用しています。

ペニシリンの投与は10日間が推奨されています。少し長めの期間で、この投与期間も様々な意見がありますが、大きな問題がなければ最後まで飲み切りましょう。

ほとんどの場合、飲み始めて1~2日で解熱しますので、治療を開始後24時間経過して解熱していれば通園・通学が可能になります。完全な除菌を目指して、症状が無くなっても最後まで薬は飲みましょう。

しかし、1-2日しても解熱しない場合があります。これはもしかして溶連菌が原因ではないかもしれません。

ですので、当院では3-4日後に一度再診をして効果を認められれば、最後まで飲み切るようにしてもらっています。

 

溶連菌に尿検査は必要???

「溶連菌にかかったら、治った後に尿検査をしましょう」と以前は当院でも尿検査を行っていましたが、最近は行っていません。

元々、尿検査の意味は溶連菌の合併症である急性糸球体腎炎の早期発見が目的でした。

ではどれぐらいの確率で溶連菌後糸球体腎炎が発症するのでしょうか?正確な報告はありませんが、小児人口10万人当たり数人とされています。ようするに現在ではかなり稀な合併症と言えるのです。

また、検査のタイミングも難しいと考えられています。一般的には治癒後2~3週間後に尿検査を行うのですが、残念ながらその後に発症した場合には発見につながらないことになってしまいます。ということは何回も行わなくてはならないのです。

以上のことから尿検査の意義が低くなったとして当院では行っておりません。

しかし、急性糸球体腎炎は低い確率ではありますが合併症になりますので、血尿などの茶色い尿が出ないか、むくんだりして体重が増えたりしないか、などを小児の場合は1か月ほどは注意しておいてください。

 

もう一つの溶連菌感染症に有名な合併症がリウマチ熱です。こちらも年間の発症数が10例以下という非常な稀な状況になっています。ですので、現在はよほどのことがない限り経過観察する状況です。

溶連菌感染症の経過についての説明です。感染後2~4日後に咽頭痛・発熱などの症状で発症します。治療開始後24時間たって症状が改善しておれば、登校・登園可能となります。しかし、完全な除菌を目指すために合計10日間の投薬治療を行います。またその後も合併症である腎炎の発症有無を2~4週間は経過観察します。

溶連菌感染症の経過をまとめてみました。

 

 

 

これって喘息?意外と身近な病気です。

2018-06-21
テーマ:お知らせ

梅雨に入り、じめじめした日が続いていますね、先日は大きな地震もあり不安な方も多いのではないでしょうか。

改めて災害セットを見直し、いざという時の避難場所の再確認なども必要かもしれないですね。

 

さて、当院では月に一度、スタッフの勉強会を行っています。

先月のテーマは、呼吸機能検査についてでした。

呼吸機能検査では、喘息はもちろん、発作など無く自覚症状としてわかりにくい喘息予備群であるかを知ることができます。

季節の変わり目で、エアコンをつけるようになり、咳が出始める方もいらっしゃると思います。

 

😣風邪は治ったのに咳が続く

😣夜や明け方に咳がひどい

😣会話中や食事中に咳が出る

😣風邪をひいていないのに咳が出る

 

こんな症状をお持ちの方は、喘息が原因であることが少なくありません。

当院では、5分程度で簡単にできる検査器がございます。

 

肺活量検査機
呼気中の一酸化窒素濃度を調べる機器

 

続く咳の原因を知って治療をし、快適な生活を目指しませんか?

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

最後に、7月1日より福祉医療の受給者証が新しくなります

ご来院の際にはお間違えの無いよう新しい受給者証をご持参くださいね^^

 

受付だより♪

2018-06-01
テーマ:お知らせ

皆様いかがお過ごしでしょうか。

この春から新生活をスタートされたという方も新しい環境に

慣れてこられた時期ではないでしょうか?

 

さて、院内のウォールステッカーも6月にはいり新しく張り替えました🍀

例年6月~8月は比較的お待たせせずに診察を受けて頂きやすい時期になります。

アレルギーやその他治療についてのご相談やお悩みなど、是非この時期にご来院下さい。

夕方18時以降や土曜日は込み合うこともございますので、平日の午前中の受診がオススメです。

また、学校や幼稚園、保育所の耳鼻科健診の結果、受診を勧められたお子さんは、

そろそろプールや水遊びが始まる頃ですので、早めに受診して下さいね。

5月もあと少し

2018-05-29
テーマ:お知らせ

5月もおわりに近づき、ジメジメした梅雨の季節が☂近づいてきましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。

新生活を始められた学生さん、社会人の方々も新しい生活に慣れ、疲れが出てくる頃ですね。

そんな時は、アロマで🍋心と体をリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。

院内受付にサンプルを置いていますので、     来院の際はお試しください(*^^*)